夏場は常に水温が上がり気味で、心配になって販売店に相談しても「ビーエムはこんなもんですよ。」とつれない返事に、頭がオーバーヒートしそうになった人はいませんか?
特に、強制ファンやデュアルテンプセンサーが装着されていない"並行輸入車"の場合は深刻で、夏の渋滞時にエアコンをOFFしたり、水温計から目が離せないという方が多いようです。
弊社では、ファンカップリングの経年劣化を始めとして、電動ファンモーターの作動不良などが原因で、オーバーヒートしてしまったM3をたくさんみてきました。
そのたびに、「もう少しクーリングシステムに余裕があれば、トラブルが発生して水温が多少上がっても、エンジンにダメージを与える前に入庫していただけたのに、、、。」と、残念な思いをしてきました。
そんな現場の声から生まれたのが、"SRI・オールアルミニウム製ラジエター"です。今では、「E30 M3を手に入れたら、まずアルミラジエターに交換しよう!」とまで言われるようになりました。
クーリング対策でご苦労なさっている方はもちろんのこと、全てのE30 M3のオーナー様に"SRI・オールアルミニウム製ラジエター"をお薦めします。
※嬉しいことに、エアコンの効き目もアップします。
① 車輌側の取りつけポイントを加工することなく、可能な限りの容量アップ
② 冷却水の流れを向上させて、エアーが残らない形状
③ 水温の変化に対して瞬時に反応可能な部分に、水温センサーを取りつける
(注)E30 M3の純正ラジエターは、スペースの関係でしょうか、他のE30モデルと比べてかなり小型です。
その対応策なのか、ラジエターにかかる圧力を他のE30モデルよりもよりも高く設定しています。
その結果、純正ラジエターコアに負担が掛かり、上下の樹脂部とアルミコアの接合部から冷却水がリークしやすかったのです。
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※ラジエターコア交換工賃(配線加工工賃は別途必要です)
(注)水温センサーを移設する為に、配線加工が必要になります。
サーモスタットに付いている電動ファンの温度センサーをラジエター側に移設します。
同時に水温が摂氏108°になった時にオーバーヒート防止の為、エアコンの作動をカットするスイッチも移設します。
この作業に関しては、車種によって元の取り付け位置が異なるので、配線加工工賃は変動します。
オプション部品~いつでも簡単に強制ファンを脱着する為のスペシャルツールを紹介します。
※ ファンカップリング脱着用スパナ32mm 廃番
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※ ファンカップリング脱着用 SST 廃番
(1711 1151 200)