弊社が用意しているトランスミッションオーバーホールのメニューを紹介します。
マニュアル・トランスミッションは走行距離が伸びるとともにギアが入りにくくなってきます。
特にM3は2速、3速を多用することが多いので回転が合っていない状態で入れようとすると「ガリ」といやな音がします。
これはシンクロナイザーリングが摩耗してきたためです。
BMW.Japanではトランスミッションはリビルトしたものとの交換ということになっており、ディーラーではオーバーホールは行いません。
これは製品としての品質を常に一定に保つためと言われています。
しかし、ちょっとした部品を交換するためにもリビルトミッションに交換することになってしまい、そのための費用は安いものではありません。
たしかにミッションケース以外は新品になるということはありますが。
弊社では少しでも安い費用で新車時のシフトフィーリングをということで「トランスミッション・オーバーホール」メニューを用意しました。
予算は状況により若干異なりますが一般的には下表の内容になります。
ギアシフト時にギア鳴りがする、ギアの入りが悪いとお思いの方、ぜひ一度ご相談ください。
トランスミッション・オーバーホールの写真を紹介します。
トランスミッションを外す前の状態
トランスミッションの取り外し作業途中
フロントケースを外したところ
リアケースを外したところ
ギアシャフトASSY
シンクロ機構の分解
シンクロナイザーリング、ガイドスリーブ
新品部品との比較
ケース洗浄チェック
組み立て(ギアシャフトASSY取り付け)
組み立て(リアケース、シフトフォークを付けた状態)
動作チェック
オーバーホール後車体に取り付けた状態